国連生物多様性の日記念「5/17みどりの自然観察会in日比谷公園」実施しました!

  • 2015/05/19

5月17日(日)9:30~14:30  天気晴れ

都会の真ん中、日比谷公園はちょうど花の時期を迎えたクスノキに囲まれ、さわやかな緑の香に包まれていました。

身近なところで「生物多様性を実感!」していただくことを趣旨として始めた日比谷公園での観察会は5年目になります。様々な目的で出入りする人たちが気軽に参加して、生物多様性に関心を持つきっかけになり、またわざわざ観察会に参加目的で来られる方、団体での参加エコクラブの子供たち31名と、一日中にぎわっていました。今回は130名余の参加者数でした。

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自然観察指導員のリーダー、サブリーダー、スタッフ計37名が協力して案内、運営に汗を流しました。

クスノキの多い日比谷公園ではアオスジアゲハが多く飛び交います。シオカラトンボ、コシアキトンボ、イトトンボなども出てきました。子供コースの草原ではテントウムシ、カメムシなど昆虫も多く、ヤモリもたくさんいました。雲形池の周りにはアオダイショウの大きな抜け殻も見つかりました。

今回は「ニオイ」をテーマの中に取り入れ、いろいろな木の葉や草の、花のにおいにも注目しました。また、受付では日比谷公園でも調査しているセミの抜け殻を展示し、通りがかりの人たちに興味を引いてもらいました。

普段見過ごしてしまう公園の中で、良く見れば面白い発見があります。

生き物に実際に出会って、観て,触れて、感じることで自然のつながりを理解する。子供も大人も、自然観察をすることが「生物多様性」の意味を理解することの一番の体験だと感じた一日でした。

 

実施報告  川上典子

 

●5月17日自然観察会≪講師≫
金尾 修一、竹内 隆一、髙山 裕子、川原 昭三、籾山 直子、安藤 伸良、横田 和夫、小原 芳郎、小口 治男、櫻井 研二

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