CEPAツールキット

日本語訳について

CEPAツールキットCEPAツールキット電子版の制作は、下記団体の協働によって行われました。

 

300ページを越すCEPA Tool Kitの日本語訳は、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において、生物多様性条約市民ネットワーク普及啓発作業部会(CEPAジャパンに発展改組)の翻訳ボランティアとして協力してくださった方の手によるものです。それを、今井麻希子(CEPAジャパン運営会員)、道家哲平(公益財団法人日本自然保護協会)、野口扶美子(ESD-J)二ノ宮リム(東京農工大学特任准教授)が監修しました。

 

生物多様性条約から提供されたフォーマットをベースに、日本語に翻訳されたツールキットを電子版として加工する作業は、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)事務局チームの引地慶多・森木千沙都・吉田和哉(生物多様性わかものネットワーク)を中心になされました。

 

このToolkitは、2007年に出版されて以来、日本では幻のテキストのような存在でした。COP10のCEPAfair会場で初めて現物を手にして以来、翻訳の必要性を強く感じて動いてきましたが、ようやくこのような形で皆様にお届けする事ができました。出版されてから時も流れ、ソーシャルメディア隆盛となり新たなツールキットの必要性も感じていますが、日常で生物多様性を理解し行動するように伝えるための考え方は変わらないと踏まえ、まずはこの翻訳版をお届けする事としました。1人でも多くの方に手にとっていただきたいと思います。そして、ぜひ実際に活用してみてください。多くのご意見をいただき時流に合った日本のオリジナル版が制作できたら嬉しいなと考えています。

 

 

一般社団法人CEPAジャパン代表 川廷昌弘